毒親話シリーズサムネ

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今回は毒親シリーズの続きです!
以前、毒母は家事のほとんどを放棄…と書いていましたが、
「お米を炊く」「不必要な食材の買い込み」の二点だけは頑なに行っていました。
母が40代であったろう頃でさえ、適切な食材管理が出来ておらず
冷蔵庫の中は隙間さえあれば総菜パックや食材がねじ込まれ、
取り出せない奥の方のものは傷んで食べられなくなっている…という状態でした。
こっそり捨てようものなら当然大激怒。
「あんたたちは協力的じゃない」等わめいては糸引いた総菜を冷蔵庫に戻すのです。
当時は「母はもう認知症を発症したんだろうか」と真剣に悩みました。

またご飯のおかわりもほとんどしないのに、5人家族でありながら毎回お米を10合近く炊き、
残ったお米をスーパーのビニールに入れて冷凍庫に詰めまくるといったこともしていました。
しかも入れたままずっと放置で、結局中で食べられなくなってしまうのです。
これのせいで他のものが冷凍庫に入れられず、
お弁当のおかずでたまに冷食を使いたいときによく困りました。

こんな無駄なことを繰り返せば当然お金も無くなります。
月末近くになると「やりくりしてるけど食費がない。協力して」
と私のバイト代を巻き上げに来るのでした。

私のバイト代も有限です。そもそも一応進学校でアルバイトは禁止の中、
人目につかぬよう土日(長期休みに必死で稼ぐものの)に
食品工場でバイトしただけでは言うほどお金はたまりません。
進学費用どころか、高校の学費、はては
生活費まで当てにされても困るというもの。
数回に一回断ると、「模試なんか受けなくていいでしょ」
「お姉ちゃんは高校生の時そんなこと言わなかったのに」
とまるで人非人のごとく詰られました。
偏差値という概念はあまり好きではありませんが、
校風も違う・偏差値もかなり違う高校同士を比較して
学習スタイルに文句を言うこと自体が間違いだと毒母は理解していませんでした。

キョド92


完全に搾取子だった

貧乏なのは仕方ないとして、そこから抜け出そうと
必死であがく子供の足を掴んで引きずりおろそうとするのが毒親の思考。
手にあかぎれを作り、靴の底を擦り減らすような目に見える労働だけが「美しい労働」であり、なんとか将来の生活をより良くしようと努力したり先行投資するのは
「悪」「ずるいこと」とするのも毒親あるあるなのです。

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