
今回は番外編の続きです。
今までの話はこちら↓
シリーズの名前が長いので少し短縮しました。
毒親もち彼女と親を喪った彼氏。
対極にある二人ですが
交際が進み、結婚の挨拶の話が出るように。
私の実家で父、母、彼(夫)、私が集合。
毒母はわざわざ彼(夫)にあらためて所属会社の名前を出させ
「聞いたことない会社w」と馬鹿にしたのでした…
今回は少し回想です。

多忙で不在がち&ほぼ空気だった父ですが
猛毒貧困家庭出身だったので
離婚だけは避けたいと思っていたのかもしれません…
終戦間際の混乱の中で生まれ、
悲惨な子供時代を過ごした父方の祖母は
文字があまり読めません。
祖父と離婚した後、祖母が出来る仕事も限られ…
飲食店の裏方や掃除夫などをして
必死に父を育てましたが、賃金も安く、ド貧困そのものでした。
その為給食費も修学旅行費も払えず。
(修学旅行は行かなかったそう)
父は色々諦めて上京して負の連鎖を断ち切りたかったのでしょうが
毒母と結婚して程度は軽いとはいえまた毒家庭の再生産がなされたのでした。
*
この令和の時代の貧困は昔の貧困と少しニュアンスが異なるようですが
皆が平等に学べる場が出来て数十年経って…
識字率も格段に上がり
文字が読めない子なんてほとんどいなくなっているのに…
それでも貧困は生まれ続ける。
父方の祖母のような女性がもう生まれないようにしたい。
それにはどうしたら良いんだろう…
(私は解決手段の一つとして女性も男性と同格に
スキルを得ること…それも
出来るだけ若いころに、何かしらの強みを
身につけておくことが大事では、と考えます)
*
また…そうやって必死で生き抜こうとしている父方の祖母を
毒母は馬鹿にしていたのでした。
「子供が小学校に上がったら働く」
そう若いころの父と約束していたにもかかわらず
パートは嫌だとあっさり反故。
子供を盾にしましたが実際は宗教に没頭し
家事も育児もほぼ放棄していたのでした。
肉体労働も頭脳労働も嫌、
新しくスキルを身に着けるのも嫌、
それでいてよそ様が働いているパートの職種を馬鹿にし、
旦那の給料にも文句を言う…
毒母は人間として、現代の女性としても最低だと
子供のころから感じていました。
続きます。
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