毒親話シリーズの第12話です。
★ご注意★
・作者の実体験にフェイクを加えています
・暴言や暴力などが出てくる重い話のため
そのようなお話が苦手な方はご注意ください
最初のお話はこちら↓
前回のお話はこちら↓





声を上げたら母に当たられるから…
同い年の子供と遊んだことはほとんどなく、
親戚の子供とも関わる事があまりなかった私は
幼稚園で生まれて初めてよその子供と
ガッツリ関わることになったのでした。
本来の私の気質がどんなものなのかわかりませんが
社宅で常に母の機嫌を損ねないよう
じっとして過ごすのが当たり前だった私は
子供らしく話すという事が出来なくなっていました。
そしてそんなおどおどした子供は
快活な子供には嫌われてしまうわけで。
ただでさえ年度途中の入園で
よそ者感があるというのに、上手く話せないのは致命的でした。
それでもおっとりし朗らかな女の子が一人、
いつも私と遊んでくれたのでした。
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