日常話単話です('ω')ノ

懐かしさに咽び泣いた

この数日、どうしても制作意欲が湧かずに
日常の仕事や家事育児をしたら
ぼーっとしてしまうことが多かったので
思い切ってアニメをたくさん観ました。
90年代に放送されていた「笑ゥせぇるすまん」。

子供の頃はご存知の通り
テレビ番組が満足に観られない環境だったので
当時はほんの数話しか観られなかったのですが
笑ゥせぇるすまんは話もEDも
当時の私のココロに深く突き刺さっていた作品でした。
こうして大人になってから
公式様がデジタルリマスター版を
配信してくださっていて
かなりの話数を拝見することができる。
YouTubeプレミアムに入っていて良かったと
1番実感した瞬間でした。

もちろん作品の喪黒福造の理不尽の極みな言動や
登場人物の狂気と純情の紙一重な描写が
面白かったのは言うまでもなく
それ以外の描写にも惹きつけれらました。

今はいろんな施設が綺麗になりましたが
当時の排気ガスが充満した道路、
あちこちに灰皿がある駅舎、
やたら耳をつんざく電車のブレーキ音、
高層ビルと民家が混在している
いかにもな「開発途中」のエリアの描写など…
90年台当時をありありと思い出せる描写が
あちこちに散りばめられていて
懐かしさで胸がいっぱいになりました。

現在配信されているものでは
OPやEDソングは省かれているのですが
私はこの作品の「ココロの唄」が好きで
毒母の理不尽な暴力があった時には
心の中にこの歌を流して過ごしたこともあります。

人の数ほどココロがある…というフレーズ、
今も何度も繰り返し自分の心に聞かせたいものです。

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